Archive for 5月, 2018

【遠隔合同授業】5年 臨海学習の発表

2018/05/30

5月30日(水) 3時間目

授業 総合的な学習の時間 「臨海学習の報告会」

喬木第一小学校 5年1組 ⇔ 喬木第二小学校5年

 

5年生の最初の遠隔合同授業です。

第一小学校の5年生は第二小学校より先に臨海学習に行きます。今回の遠隔合同授業の目的は「第一小学校の臨海学習の様子を第二小学校の友達に伝えよう」です。

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臨海学習のまとめを第一小学校の子どもたちは、自分たちが体験したことや調べたことを実際の写真や絵を交えながら、スタディノートを用いてプレゼン形式で班ごと作成しました。

「第二小学校の友達に伝える」ため、端的にまとめたり、一方的な発表にならないようクイズを取り入れたりと、各班、伝えるための工夫がされていました。

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遠隔合同授業では、教室の中に2つのカメラと3つの大型モニターが動いています。

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カメラは前後に1台ずつ設置されていて、カメラ1は子どもたちの様子を映し、カメラ2は教師や発表者の様子を映しています。

バックモニターには相手校のクラスの子どもたちの様子が映し出されていて、教師や発表者は自分のクラスに背を向けなくても、相手校の子どもたちと目線を合わせて話をすることができます。

連携電子黒板は、自校で表示されている電子黒板の画面がリアルタイムに相手校にも表示されます。操作も両校から行えます。

このようなシステムの土台があり、子どもたちはシームレス(パソコン上で複数のサービスを違和感なく同じ操作で利用できること)な感覚で相手校への発表や、意見交換を行うことができています。これらのシステムは、子どもたちの相手意識や伝える力を高める支援をしています。

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今回の発表においては、第一小学校の子どもたちはプレ発表会を行い、スライドへの過剰な色付けや多すぎる情報量は、相手に伝わりにくいことを学び、作り直してから遠隔合同授業に臨んでいます。このような積み重ねが、相手意識や伝える力を高め、そして情報活用能力につながっていきます。

第二小学校の子どもたちは、第一小学校の友だちの発表を聞き、臨海学習への期待が高まり、この次は自分たちも発表したい、伝えたいという意識が生まれています。

【たかぎ土曜塾】平成30年度開講式

2018/05/28

平成30年5月26日(土)に  『たかぎ土曜塾』の開講式を開催しました。

昨年度からの継続・今年度からの新規、併せて55名もの登録がありました。誠にありがとうございました。

■開講式
今年度より当村の学校教育専門幹に就任した北村先生(前喬木第一小学校長)、CIO補佐に就任した長坂さん、昨年度まで教育委員会で『たかぎ土曜塾』をけん引してきた前任担当者、今年度も支援してくださる学習支援員の皆さまに見守られながらの開講式となりました。1 30.5.26岡田さん

 

■心構えの話
学習支援員の先生から、土曜塾で”学ぶ”ことの心構えについてのお話をいただきました。楽しく”学ぶ”ためには、苦手な単元を自覚し目標を決めて取り組むことがとても大切です。また、昨年度から参加している1期生はリーダーとして2期生をフォローしてほしいというお願いもありました。グループで『楽しく学び合う』場となるように協力していくことの大切さを確認しました。3 30.5.26岡田さん

 

■「やるKey」を使ってみよう!
今年度から『たかぎ土曜塾』で活用するデジタル学習ドリル「やるKey」を開発する凸版印刷株式会社の岡田さんにスペシャルゲストとしてお越しいただきました。岡田さんから、タブレットの使い方を説明していただき、やるKeyの体験をしました。算数に加えて今年度から漢字コンテンツも追加され、子どもたちが楽しく取り組む姿が印象的でした。
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■目標設定をしよう!
自分の苦手な単元を自覚するために ステップアップテストを受験しました。そのテスト結果を振り返り、自分で学習目標を設定し、第1回目は終了となりました。4 30.5.26岡田さん

 

今年度もスタートを切った『たかぎ土曜塾』

喬木村の未来を担う子どもたちの一助となるよう関係者一同尽力して参ります。

お家の方・学校先生方・地域の皆さまには今後もご支援賜りますようお願い申し上げます。

【遠隔合同授業】4年 俳句作り(2)

2018/05/19

5月18日(金) 2時間目

授業 国語 「夏の俳句」

喬木第一小学校 4年2組 ⇔ 喬木第二小学校4年

 

4年生2回目の遠隔合同授業は、季節が進んで「立夏」の俳句づくりに取り組みました。

今回の授業の目標は、指定された季語(あじさい・あり・あみど・衣替え)を用いて俳句をつくり、友だちの作品との違いに着目して意見交換ができるようにしました。

 

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また、イメージマップをつかい、指定された季語からイメージを広げて俳句づくりができるようにしました。

前時で学んだ「上五句と下五句の入れ替え」を、よりよい俳句をつくるための工夫として、子どもたちは自ら実践しています。

前時と同様の授業の展開で行ったので、子どもたちはスムーズに活動に取り組むことができ、俳句を作る時間や作品を見合う時間、意見交換の時間を前回より多くとることができました。

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今回の意見交換は、「友だちの作品の優れているところをみつけて伝えよう」と教師から視点を設けて行いました。

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子どもたちは、表現の仕方や言葉選びなど、作品のよさや工夫を見つけ出し、言葉にして相手に伝えました。

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授業進行の定型化は、2つの離れたクラスが同時に授業を行う遠隔合同授業では、お互いの授業をスムーズに行うため、そして授業準備の負担を減らすための、重要な方策となります。

【遠隔合同授業】4年 俳句づくり 

2018/05/12

5月11日(金) 2時間目

授業 国語 「春の俳句」

喬木第一小学校 4年2組 ⇔ 喬木第二小学校 4年

 

今年度初めての遠隔合同授業です。

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事前につくってきた「春の俳句をよりよいものにするために工夫をしよう」という目標で授業がスタートしました。子どもたちは先生から助言があった「上五句と下五句を入れ替える」という工夫を始めます。

タブレットに、上五句と下五句を入れ替える前と入れ替えた後の友だちの作品が提示され、「上五句と下五句を入れ替える」という工夫で作品の印象が全く変わっていくことを実感します。中には「中七句も変えてみたい」と考える子どもたちも出てきました。

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友だちの作品をじっくり鑑賞した後は、意見交換を行いました。20180511 俳句_180516_0032

「『桜花』ってなんのことですか」という第一小学校の友だちの質問に、第二小学校の子は、桜の花であること、そしてなぜ「桜花」としたのかを説明しています。

たくさんの作品の中から気になることを見付け、相手に伝え、それに応える、という活動により、第一小学校と第二小学校の子どもたちが互いに関わり合いながら学びを深めていくことができています。