Archive for 3月, 2018

たかぎ土曜塾閉講式&プログラミング教室を行いました

2018/03/28

【平成29年度たかぎ土曜塾閉講式】

5月20日(土)からスタートした平成29年度「たかぎ土曜塾」がこの3月10日に最終日を迎え、閉講式を行いました。

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この日は、各学年の既習範囲の理解度と1年間の土曜塾での学習効果を確認するため、NPO法人eboardのステップアップテストを受検しました。受検後は別室で自己採点を行い、間違いがあった児童はどこでつまずいたのかをじっくり確認しました。

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振り返りの時間では、学びシートでこの1年間の学習を一人一人が振り返りました。

併せて行った修了時アンケートで、「自分が決めた目標とやり方を意識した結果はどうでしたか」という問いに対し、全員が『できる・分かる内容が増えた』と回答しました。また、「土曜塾で学習したことで、学んだことが分かるようになったり、テストの成績が上がったりしましたか」という問いには、なんと96.3%の児童が『はい』と答えました。ほぼ全員の児童が、土曜塾に参加したことで学習の成長を実感する結果となりました。

最後に閉講式を行い、一人一人に修了証書が手渡されました。受け取る時の本当に嬉しそうな表情を見て、支援員全員がここまで支援してきた意義を実感しました。

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今年度、参加してくれた児童の皆さん、大変お疲れ様でした。来年度も、たかぎ土曜塾はさらにパワーアップして5月から始まりますので、ぜひ引き続き参加してくださいね!

 

【micro:bitを使ったプログラミング教室】

3月26日、信州大学教育学部の村松ゼミの皆さんを講師に招き、「micro:bitでプログラミングを楽しもう!」と題したプログラミング教室を開催しました。

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イギリス生まれのmicro:bitという基盤を使い、ブロックでプログラミングした後、LEDを好きな形に点灯させたり自分の名前を表示したりして楽しみました。

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今回は土曜塾に参加していない低学年の児童も多く参加があり、支援員の指示を受けながら、楽しくプログラミングをしていました。

中でも、micro:bitを使ったじゃんけん大会は大いに盛り上がり、「この基盤をくれませんか?」という児童もいました。

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来年度も楽しいプログラミング企画を行いますので、皆さんぜひ参加してくださいね。

 

最後に、今年度本事業を支えていただきました支援員・サポーターのみなさま、みなさまのご支援のおかげで1年間無事に運営することができました。心より御礼申し上げます。

来年度も、本事業を村教育の一大事業としてさらなる取り組みを進めてまいりますので、引き続きご支援賜りますようどうぞよろしくお願いいたします。

【プログラミング教育】視察報告

2018/03/28

【2018年3月7日】

喬木村では、ICTを活用した教育の実践に加え、小学校における「プログラミング教育」の必修化に対応するため、今年度、たかぎ土曜塾特別企画として開催した『プログラミング体験』を今後も引き続き開催していきます。

今回は、総務省の「プログラミング教育事業推進会議」「地域IoT実装推進タスクフォース人材・リテラシー分科会」の委員も務められ、自らも学校長としてプログラミング教育を積極的に実施されている松田孝校長先生を訪ね、小金井市前原小学校で行っているICT活用とプログラミング授業を視察しました。

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4年生では、ブレンディッドラーニングとしてクラウドサービス(スクールタクト・eboard・やるKey)が活用されていました。
また、プログラミングでは、2年生のビジュアルプログラミング言語ソフトであるViscuit(ビスケット)を、5年生ではIchigoJam(イチゴジャム)でのベーシック言語を使いLED基盤を操作するという授業でした。

低学年では、松田校長先生が自ら監修する「アルゴリズムえほん」を使って仕組みを教えており、仕組みを理解した2年生の児童はViscuitを使い、自分で描いた絵に条件処理を加え、音を鳴らしたりゲームを作成していました。

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5年生では、フィジカルコンピューティングとして実際の基盤へベーシック言語で指示を入力、LEDを操作していました。3年時から取り組んでいるというタイピングの賜物か、本当に滑らかな入力をしており大変驚きました。

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今後も、松田校長先生をはじめ、先進的な実践を行っている小学校を参考にしながら喬木村に合った効果的なプログラミング教育を進めてまいります。

また、午後には、文部科学省「在外教育施設グローバル人材育成強化戦略」にも携わり、「働きかける子ども“たい”を生む算数60問」で算数科の協働学習の問題集を執筆され、早くから学校現場におけるICT活用を推進していらした小野江隆校長先生の武蔵村山市立大南学園(小中一貫校)での放課後学習におけるICT活用を視察しました。

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ここでは、来年度、たかぎ土曜塾でも活用する「やるKey」(凸版印刷株式会社)を小学校6年生が放課後学習で活用していました。
特進コースとして選抜された児童が対象となり、強化学習を行っていました。

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喬木村でも、小中一貫の考えから遠隔合同授業も進めており、今後も意見交換しながら交流をしていければと思います。

「人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業成果報告会」で報告しました。

2018/03/06

3月5日文部科学省講堂にて、3年間取り組んできた「人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業」の成果報告会が開催され、喬木村も報告をさせて頂きました。

喬木村からは、喬木第一・第二小学校の先生と教育委員会の担当職員が登壇し、成果報告をしました。

10分間のプレゼンと、30分間のポスターセッションを行い、多くの方に喬木村の取組と成果を聞いて頂きました。

これからの示唆に富むご質問もいただき、実証事業終了後も遠隔合同授業を続けていく糧となる成果報告会となりました。

 

プレゼンの動画や発表資料などは、文部科学省より順次公開される予定です。

またお知らせします。