校内研修

遠隔合同授業の合同研修会を実施しました。

2018/04/06

教育CIO補佐の長坂です。

喬木村では、昨年度まで、文部科学省実証事業「人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業(H27~29)」に参加していました。

遠隔会議システムで喬木第一小学校と第二小学校の教室を接続し、離れていても一緒の教室で授業をしているような環境をつくり、授業実践を行ってきました。

IMG_3705図1

そして平成30年度以降も、村独自の体制で遠隔合同授業を行っていきます。

今回は、その第一歩です。

第一小学校と第二小学校、そして実証事業に取り組み始めた当初からご指導いただいている、信州大学教育学部附属次世代型学び研究開発センターの東原先生と、3拠点を遠隔会議システムで結び、研修会を行いました。

20180405_161531

 

3月をもって、第一小学校は学校長と教頭が、第二小学校は学校長が退職・異動となりました。

そして、両校合わせておよそ3分の1にあたる先生方が新任という新体制となりました。

最初に私の方から、これまでの経緯や遠隔合同授業の様子、3年間の実証事業の成果等を紹介した後、今後の喬木村としての遠隔合同授業の方向性の提案をさせて頂きました。

30年度 遠隔研修

実証事業としては小規模校の課題解決のための遠隔合同授業でしたが、「学びを深めるための遠隔合同授業」として普通規模校の第一小学校にとっても有効な取り組みにしていこう、というものです。

図1

また、北村学校教育専門幹からは、持続的な教育の質の向上を目的とした授業スタイルや体制を記した「TAKAGI Style」の説明がありました。

東原先生からは、研修や実践の面での協力を、という心強いご提案を頂きました。大変ありがたいことです。教育委員会としても、体制の構築を進めていきたいと考えています。

最後に、新任の先生方からの遠隔合同授業に対する力強い決意表明を頂きました。

新しい体制と環境になっても遠隔合同授業が変わらず続いていけることに、昨年度からいらっしゃる先生方はもちろん、新しく喬木に赴任された先生方への感謝でいっぱいです。これからどうぞよろしくお願い致します。

喬木第一小学校、喬木第二小学校が一体となった遠隔合同授業の取り組み、実証事業での成果を踏まえ、ここからが本当のスタートです!