2018/06/25
6月22日(金) 3時間目
授業 算数 「わくわく算数学習」
喬木第一小学校3年1組 ⇔ 喬木第二小学校3年
3年生初めての遠隔合同授業です。
喬木村では、遠隔合同授業は単元を通して組み立てていきます。単元全体を見通して、多様な考えがより出てきそうな場面や地域や学校の違いがより際立ちそうな場面などを選出し、遠隔合同授業を設定します。
そして授業ごとに簡易な指導案 兼 授業記録を作成し、情報共有とデータの蓄積を同時に行っています。
こうすることで、児童の反応のよかった事例や設定が難しかった事例も引き継がれることになります。
本単元も、昨年も取り組まれた事例であり、単元計画や指導案が引き継がれ、授業の設計が行われました。
横の長さが分かっている長方形の箱に敷き詰められたボールの数をもとに、箱の縦の長さを求めるという問題を設定しました。
まずは自分でじっくり考える時間。考えをタブレットに書き込みます。
続いて、今度は他の人がどのように考えたのかを見合います。タブレット上に送信された多様な考えを見比べ、疑問や質問したいことを見つけていきます。
情報交換では、気になったことの説明や自分の考えの発表をします。
遠隔合同授業では、タブレットを利用することで、離れていても同じクラスいるかのように情報共有し、伝え合うことができます。
友達の考えを共有し、子どもたち自身が気になることや気づいたことを伝え合うことを通して、学習が深まっていきます。
2018/06/13
6月13日(水) 5時間目
授業 生活 「あさがおさんについて、お話をしよう」
喬木第一小学校1年2組 ⇔ 喬木第二小学校1年
1年生の2回目の遠隔合同授業です。今回は、第一小学校1年2組と第二小学校1年生の授業でした。
一人一人が育てているあさがおの様子を伝え、気になることを質問し合うという活動です。
自分のあさがおの様子を伝えるために、「見る・かぐ・さわる・きく」の4つの観点から、あさがおを観察し、記録してきていました。
「あさがおが葉っぱの匂いがしました」
「どんな匂いでしたか?」
「いい匂いがしました」
発表自体は用意してある言葉を読み上げるのですが、質問に答えるにはその場で自分で考え、自分の言葉で話さなければなりません。
自分の言葉で伝えたり、相手の話をよく聞き質問をしたりできることの積み重ねが、伝える力やコミュニケーション力の育成につながっていきます。
このような積み重ねを遠隔会議システムを通して行っていく1年生が、どのように成長していくか楽しみです。
2018/06/11
6月11日(月) 5時間目
授業 国語 「あったことをはなそう」
喬木第一小学校1年1組 ⇔ 喬木第二小学校1年
1年生初めての遠隔合同授業です。
1年生の教科としての遠隔合同授業は、この取り組みがスタートして4年目、初めての試みです。
授業の目標は「相手に分かるように話すこと」「相手の話をきいて、質問すること」です。
子どもたちは事前に、「いつ、どこで、だれと、なにをした」という観点で最近の出来事をワークシートにまとめてあり、それをもとに発表をします。
「このまえ、家の前で、お母さんと、自転車の練習をしました」
ワークシートにまとめたことをみながら発表をします。
「家の前のどんなところで練習したんですか?」
それら一つ一つに発表者はきちんと受け答えをしていきます。
「家の前の道路です。」
相手校からだけでなく、自分のクラスからもたくさん質問がでてきます。離れていも同じクラスの仲間として授業をしているという意識をもつ上では、とても大切な要点です。
「自分の事を話す・相手の話を聞く・質問する・質問に答える」
文字にすると簡単にみえますが、コミュニケーションの基本であり、「対話的な学び」に直結する、とても重要なスキルです。