「第二回 遠隔合同授業公開研究会」を開催しました

2016/12/22

喬木村が実証地域として文部科学省から採択され取り組んでいる「人口減少社会におけるICT の活用による教育の質の維持向上に係る実証事業」の第二回遠隔合同授業公開研究会を11月25日に行いました。喬木第一小学校と喬木第二小学校を遠隔会議システムでつないで「5年 総合的な学習の時間」「4年 国語」の授業を公開しました。当日は、県内外から 76 名の方にご参加いただきました。

授業公開につづき、文部科学省生涯学習政策局情報教育課 松本 眞 課長補佐 様から「教育改革の動向と2020年代の教育の情報化」という演題で基調講演をいただきました。講演内容は、次期学習指導要領の方向性や学校の ICT 環境整備の現状と展望など、基本となる教育改革の動向についてです。リニア新幹線や三遠南信自動車道が開通する2020年台に向けて、ICT を活用した教育で村の活力を向上させようとしている喬木村にとって、とても重要な内容でした。

 

2年次の公開研究会に至るまでには多くの方のご支援を賜りました。

とりわけ、信州大学 東原義則 教授には、ご多忙な中、時間を割いて、TV 会議を使って、また直接喬木村に来村いただき、子どもたちがより主体的に学ぶことができるよう、授業の内容をはじめ、子どもたちの深い学びのための明確な教師の言葉がけについて等ご指導をいただきました。

また、関係企業の方々には、ICT 環境の構築に関して、当日のみならず日々の実践においても様々な形で支えていただきました。

おかげさまで、公開授業では、喬木の子どもたちのために「主体的な学び」や「深い学び」を目指してチャレンジし続ける先生方や、遠隔合同授業を通した個やグループ活動で、自分の考えを深め、表現し、新たな価値に気づいていく子どもたちの姿を見ていただくことができました。

多くの方々からのご支援で今回の公開研究会を開催できましたことに重ねて感謝いたします。

                         

                          喬木村教育委員会事務局

 

授業の詳しい様子も別途、記事を投稿していきます。

ぜひ、そちらもご覧ください。

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松本課長補佐 基調講演

 

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教育委員会・学校職員によるリレープレゼン

 

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遠隔でグループワークに取り組む児童

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